私は今、東京に住んでいます。 昨今の社会情勢で外出すらもままならない状態にこのまま東京に住んでいていいのかという思いが今年は何度もありましたが、結局動けずにいました。
昔から、東京での暮らしを辞めて、島暮らしをして、仕事の定時後に釣りに行きたいなっという憧れがありました。
ただ勢いで退職し、Uターンした場合、後から「やっぱり辞めなきゃよかったり」と感じたりするのが嫌だったり、きっと生じるであろう「思ってたのと違う。。。」ということになってしまうと辛いので、行動には動いてません。
私は、過去に2回転職してます。2社とも、誰でも知っている企業で海外売り上げ比率も高い企業です。 そこで、転職理由を振り返って整理したいです。
事業が傾いた
1社目に転職した理由は、会社の事業が傾いたからです。 10年前に転職したのですが、その頃は、携帯電話事業に携わっておりました。入社当初は、誰でも使っていて、私もファンで使っていました。この製品開発に携われる誇りの様な思いや、作った製品が色んな人に使っていただけるという社会への貢献の様な気持ちもありやりがいのある仕事でした。一方で2007年頃からiphoneの様なスマフォが出てきて、情勢が代わり、1社において他社との違いを見出す開発ができなかったため、時がすぎるごとに売り上げが落ちている情勢でした。この情勢から新たなチャレンジをしたい、海外売り上げ比率の高い企業へとチャレンジしたいと思ったのを思い出しました。
私としては、この時代は若かったということもあり、転職の決断は容易でした。
会社の事業体制が変わって考えが合わなかった。
2社目に転職した理由は、至って前向きでグローバル企業で働きたかったからです。企業自体は温もりがある企業で、正直いい会社でした。 企業自体も普通に英語を使う環境で、考え方もグローバルになりました。入社当初は、好きにやれる環境を用意してもらい自由に働けておりました。 一方で、経営基盤を磐石にし、また開発効率をあげる流れも加速しておりました。 最終的にはN projectを携わる様になりました。これはある意味、普通なことなのですが、研究開発をする身としては、もう少し自由に行動したいという思いもありました。 正直今思えば、自分のわがままだったなっとも考えます。
そんな中で「出会ったデータサイエンス」。業務でデータサイエンス技術を駆使して、事業を作るということを携わらせていただき、データサイエンスの醍醐味にふれ、データサイエンスに関わる仕事をしたいという思いが強くなりました。 そこで、データサイエンスの仕事をしたいと考え転職しました。
問題だらけの日々
3社目は、データサイエンス技術を駆使した仕事に携われています。正直経営基盤、会社の雰囲気は2社目の方が良いです。 ただ、自由にやれていますが、自由とは逆を言えば、管理されていないです。自由って若いうちは、何をすべきかわからないから逆に辛いのですが、歳をとると成果も求められます。自由とは制約もあることにもつながるんだなっと実感する日々です。
仕事環境
- 仕事自体もフルリモート
- 学びを求めれば多い
若者の中には転職していく人も多く、その人たちは、
- 「口を揃えてもっとハイレベルな職場で働きたい」 とのことでした。 コロナ下でもどんどん転職していく彼らの行動力には、ある意味尊敬します。
この中での学びは、
- そもそもハイレベルな職場で働きたいのであれば、自分自身のスキルを磨いてやりアウトプットを出すための思考、技術理解を進める必要がある
- コロナ下でどうやって人脈を形成するのか。
- 企業名、業種の魅力だけで選んでいないか。
などです。
また私自身で、興味分野も広げてより活躍できるばを求めるための能力開発も必要になります。環境に不満を持つのは意味がないので、自分を変えて、前を向く努力が必要だよなっと思いました。
正直いま退職し、島暮らしを始めるべきか
この社会情勢での勇気はないです。
これは普通ですね。エージェントは煽ってきますが、S社どうですか。私の推薦でしたら。。。とか。おおっと脱線した。
島暮らしの今を統計的に考えてみた。
親の介護とか考えると、ずっと島で暮らしている両親を大切なので、なるべくなら故郷で最後まで過ごしていただきたいので、やっぱりUターンすべきかなっと思ったりします。
考えるきっかけになったのは、下記の記事
人口の社会増で話題の離島自治体
人口推移
この結果から考えると、人は確実に減っていますね。
老年人口に対して、年少人口、生産年齢人口も減っています。なんだか悲しい気持ちになります。
2010年から死亡者数が、出生数を上回る自然減が、社会減を上回るようになっています。
毎年、五島市では、転出数が転入者数を上回ったいたんだね。これが今年、変わったってことか。なるほどー。
一方で、年単位でみると数百人だよな。
- 社会源の要因は、進学、就職 そもそも、大学ってどんな感じなんだろうかって状態だったもんね。
働く場所
男性は、建設業、卸売業、小売業、漁業、農業が多い。一方、女性は医療・福祉、小売業、宿泊業が多い。
島で働くというのも厳しいが、若い人が少なくなって、活動が少なくなると建設業はより厳しくなりそう。
- 島で働くということは、東京で働くよりもかなり厳しそう。考えなければいけないレベルが多い。
参考資料
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s007/040/010/040/762_01_01.pdf
島暮らしをやるために必要なことは
- 生きていくためには、働く場が必要なんだよな。 つまり、島暮らしをするためには、自分で生きていく力を養うことが大事ってことなのかもしれない。
ただ、お金や仕事の魅力よりも自然の美しさ、人の優しさもあります。良いところだけないけど私は島が好きです。