仮説思考に続き、論点思考を読んでみた。
普段、仮説もしくは論点をベースに議論はしているが、その論点がずれているかもしれない。それをどのように修正すべきか?という余裕がなくいろんなことに取り組んでいるのかもしれないと考えてしまった。こんな風に思うことができるだけでも良い本だと思った。
論点、もしくは仮説を企てて、物事を考えることは大事なのはわかっているが、一方で、例えば、昨今私はデータサイエンティストとして活動していると「ドメイン知識」、「エンジニア知識」、「データサイエンス知識」を習得するのに時間をさくことが多く、どうしてもInputを十分にしないと、中長期的には深い考察をできずに課題解決をすることになると考えて、時間が許す限り、勉強や情報収集に励む傾向がある。
こうなると、Inputの割りに、Outputの量が少ないことに陥る。
このため、論点を明確にして、チームでディスカッションして論点を絞り深く考察を深める方が良いということがこの本から学ぶことができた。
とくべき課題は何か?データドリブンもしくはイシュードリブンで考えるなどは非常に勉強にもなった。
また最近、「シン・ニホン」を読んでいる。安宅先生の話は一度もお会いしていないが、親近感があり、覚悟を決めて勉強しようと考えてしまう。
「シン・ニホン」については別途、考察してみよう。ちなみにシンニホンは今、オーディオ版で聴きながら、整理している。
安宅先生の講義は、慶応のサイトに動画あるのでお時間がある方はみてみると良いかと。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/cgi/class/class_top.cgi?2019_41574
時間がない方を読んでみるのも良いかもしれない。身近にあるビッグデータを活用してどのように利活用するのか_など勉強になる。