五島列島の海ごみxドローンというサイトを拝見してみて、AI技術を活用して何か貢献できることはないかと考えてみた。
現在、試行錯誤して技術調査中のpanoptic segmentationを用いて五島のゴミの検出を試みてみた。
動画
結果
考察
思うこと
- おそらく、五島の場合海外からの漂着物と、漁業に関わる漂着物に分けられると思う。後者は、生活が関わっている一方で自分たちの資産を自分達で減らして、 島の高齢者達にボランティアでゴミ拾いをさせているのも実情である。
- ゴミ拾いは重労働。そこにロボットなどの導入することによる作業軽減はあるが、そもそものところを抑えないと、お金がない財政の中で対応は難しいのかもしれない。
- 島の建物は、老朽化している。老朽化を自動判定する仕組みをAIで対応するのは、おそらく精度によるが容易。一方で老朽化が進んでいても、その後の対応をどうするのか?頭が痛いところなんだろうなと思う。
AI技術の活用領域は多い一方で、そこに価値をどの様に作り出すべきか?と考えることがだいじなのかもしれない。
panoptic segmenatationの結果については、ゴミラベルを作って再チャレンジしたい。